最近、若い人とお付き合いをさせていただいています。
あっ、お付き合いと言ってもお仕事上のことなのですが、残念ながら。
目次
私が絶対になりたくないモノに「老害をまき散らすイタイおばあちゃん」というのがあります。
他にもなりたくないモノいっぱいありますが。
目標設定はポジティブ転換がカギですので、この場合、私が目指しているのは「若い人の意見をよく聞き、感謝を忘れないカワイイおばあちゃん」とRASに入れておきましょう。
数年前、とある場所でお仕事を手伝っていた際、最も私が耐えられなかったのは老害をまき散らすジジイとパワハラ・セクハラが日常茶飯事な職場環境、でした。
毎日が本当にストレスフルで、プロジェクトの途中でまだまだ道半ばではありましたが、もうどうにも耐えられなくなったので途中で仕事を辞退することになりました。
老害もハラスメントも根底にあるのは「誇り」だと思います。
前者は「年齢が高く、経験値が豊富である自分への誇り」。
後者はセクハラの場合「男性(女性)として、優れているであろう自分への誇り」で、パワハラの場合は「役職が上である自分への誇り」といったところでしょうか。
自分に対して誇りを持つことは、自己肯定感が高いということで、それ自体は素晴らしいことです。
ですが、通りいっぺんに「年が上だから敬え」「男だから敬え」「経験が多いから敬え」と掛け違えてはいけません。
私はアジアで古来から信じてきた、年齢や経験値が高い人を敬う、という儒教の教えでもあり、日本古来の概念に疑いを持つわけではありません。
年が上や下というのは関係なく、むしろ互いに互いの存在や経験を尊重するのは大切だと言いたいのです。
くだんのジジイや元上司・同僚などにも、(不満は顔に出ていたと思いますが)、大人の人間として、ちゃんと口を聞いていましたし、仕事も淡々とこなしていました。
誰かが自分に対してヒドい態度をとるから、自分も他の人やその人に同じような態度をとるのでは、同じレベルまで落ちているのと同じこと。
私は一方通行でも常に「相手を敬い、その人の存在を形成する全てのことに感謝しながら」お付き合いしたいから。
それができなくなった時点で、その方との関係性は断ちます。一方通行の愛は続けられないから。
くだんの職場でも、歯を食いしばりつつ、本の企画書が2冊分くらい書けるくらいの経験やネタを集めました(笑)
そして、どうがんばっても私の気持ちは伝播していかないんだな、と気づいた時点で仕事を辞退しました。
そして最後に得られたのは「若い人の意見をよく聞き、感謝を忘れないカワイイおばあちゃん」になりたい!という強い気持ち。
パワハラジジイとの出会いがなければ、ここまで明確な目標はできなかったでしょう。ジジイにも感謝です。
さて、そんな訳で「若い(人の)意見はどんどん積極的にきこう」というのが私のスタンスです。
おかげさまで2014年の独立期から、大学生の受講生が大人に混じってセミナーを受けにきてくれていたこともあり、割と初期の頃から若いエネルギーにも触れられる環境には恵まれてきました。
彼ら・彼女たちからの素直で時にはまぶしく感じる意見やフィードバックをコンテンツに反映することで、従来のキャリア・経営者だけでなく、学生にも伝わる講座を作成してきました。
ですが、コンテンツ自体は良くても、若い人にリーチできなければ意味がありません。
私は2014年3月にゼロ円起業したわけですが、当時使っていたツールはfacebookのみ。笑。
まぁ趣味の延長で起業したようなもんですから、全くマーケティングなんて意識していませんでした。
その後、週刊ダイヤモンドで見開き2ページ紹介されることになり、急きょホームページを設えたものの、実質使っていたのは、ほぼfacebook一点というのが2年以上。
『30日で英語が話せるマルチリンガルメソッド』を出版するにあたり、2016年までは練習がてら時々作成していたメルマガ(ステップメール)が始動、そしてYouTube。
2021年の今では、メインなところでもInstagram、YouTube、facebook、LINE、TikTok、Twitter、ブログ、、、
音声発信のためのラジオツールや、動画販売ツールも入れると、数十ものツールを使いこなしていかなければなりません。
しかも、それぞれのツールに生息している世代層や顧客層が異なるので、同じ趣旨のメッセージも発信方法が全く異なります。
私、大学もITで行っていますし(一応)、デジタルネイティブのハシリだという自覚がありますが、こりゃもうお手上げですね。笑。
そうなると、これらのツールに詳しい人を雇用するか、パートナーとして提携するのが最も早道♪となります。
もちろん、各ツールについて基本的なことは自分でも学んでいくことがとても大切。
でも、毎日facebook投稿するだけでも割と大変なのに、あれもこれもやっていくのはハッキリ言って無理!
できないことは得意な人にやってもらうのが一番。
「立ってるものはジイジでも使え」って、当時90歳過ぎの祖父に教えられましたからね。おじいちゃんありがとう。
そんな訳で、最近仲良くさせていただいている「起業家のアンパンマン」ことみやちゃん(宮中清貴さん)。
友人のご紹介で入った起業家のためのみやちゃんのオンラインサロンですが、いやーまぁもうその。。。(省略)
みやちゃんの素晴らしさについて語り出すとそれだけで80,000字くらいになるので、ここでは控えますが、マサエ目線で最近仲良くなった経営者ナンバーワンの彼が最も得意としているコンテンツはインスタ。
最近、お仕事でご一緒させていただくことが多く、少し観察していたところ彼が素晴らしいのはデジマ(デジタルマーケティング)だけじゃないことに気づきました。
1.人の使い方
マサエをアゴで使うのは(笑)世界70億人のうち、みやちゃんだけ!人をその気にさせるのがウマい
2.学び方
どんなに酔ってても、人から聞いた大切なことは覚えててソッコー吸収する。ハッキリ言って恐ろしいレベル
3.姿勢
どんなときでも全くブレない、人を敬う姿勢は神レベル
4.お金の使い方
うまく廻るお金の使い方を心得て常に実践している。時々ザルなこともある気がするケド
5.仕事の進め方
早い、上手い、鋭い。
みやちゃんを観察してて思うのは、ノウハウとかももちろんなんだけど、やっぱり人の使い方がうまいなーと思います。
命令・お願いなしで周りの人が勝手に動く。
コミュニケーション能力が超越してる。
自分はまだまだだなと思うと同時に、もうちょっとつぶさに観察して徹底的にパクる(TTPというらしいです、最近若い人から教えてもらいました)を実践しようと思います。
超越したコミュ力!モノにしたらコッソリみなさんにもお伝えしていきますね♪
いっそのこと彼の本を私が書いてしまおうか?笑