8ヶ国語を話すマルチリンガルの個人ブログ

アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ講演で学んだこと

アラン・ピーズ氏

昨年の話になってしまいますが、ピーズ夫妻来日中に開催されたセミナー第二弾「リレーションシップ、パートナーシップについて」を受講して学んだこと、感じたことを書き留めておきます。この講座というか講演の主題はピーズ夫妻のベストセラー『話を聞かない男、地図が読めない女』(主婦の友社)で、男女関係のリレーションシップとパートナーシップについてでした。

以前にもブログでご紹介しましたが、ピーズ夫妻は結婚から20年以上というのにほんっとうにいつもラブラブ。一緒にいるお二人を見ると、こちらが目のやり場がなくなるくらいです。2017年11月オーストラリアにて開催されたセミナーでは、アランさんがほとんどのセミナーを進行、バーバラさんは会場で進行を見守りつつ補助的にコメントをされるのですが、アランさんが15分に1回は「ねぇ、そうだったよね、バーバラ」と彼女に話しかけるのです。そんな二人から学ぶ、ラブラブのコツ。

目次

結婚してから20年以上もラブラブでい続ける秘訣とは?

1. お互いがナンバーワンだと決めること
結婚した時からずっと続けていることは、どんな時でも「お互いが最優先」と決めているというお二人。セミナー前日のエピソードも織り交ぜて紹介されていました。オーストラリアに拠点があるピーズ夫妻は、インドで開催されたイベントに二人で参加した後、アランさんのみ別のセミナー参加のためタジキスタン(かトルクメニスタン、失念)へ、バーバラさんのみ先に来日されました。(おかげでバーバラさんと1週間一緒に観光ができました!)

そんな訳で遅れて東京入りしたアランさんとバーバラさんは1週間ぶり、インド同行しなかったお子さんも入れると家族水入らずで過ごすのは2週間ぶりに再会した訳ですが、ピーズ夫妻のベッドに潜り込んで一緒に寝ようとする11歳の末っ娘にアランさんは“Out!”と言ったそうなんです。(直訳すると「出て行け!」ですが、やんわりと「あっち(彼女のベッド)で寝なさい」くらいで理解してください)

日本人家族だったら、末っ娘だし可愛いししばらく会えなかったから寂しかったんだろうな、とか思いますよね?もちろんアランさんはお子さん大好きで、それはもうとても大事にされています。ですが、それはそれ。なぜならバーバラさんと結婚した時「お互いがナンバーワンと決めたから」なんだそうです。

「子供は可愛いけど、子供だからと言って特別扱いはしない。なぜなら僕にとってのナンバーワンは常にバーバラだからね」

2. パートナーが欲しがっているものに気づく
付き合い始めの頃やまだ新婚の頃はお互いを大切にしていて、彼が好きな料理を作って待っていたり、彼女が好きなケーキを買って帰ったりしても、それが数年経つといつしかお互いを思いやる気持ちが薄れる訳じゃないのに「自分がこうして欲しい」「なんで彼(女)は私がして欲しいことに気づかないのか!?(怒)」となってしまう。そんな経験したことある人は多いと思います。私もあります。

ピーズ夫妻がラブラブでいる秘訣は、ずっとその気持ちを忘れず持ち続ける、ということなんです。でも女性は男性の気持ちに気づくのが得意だけど、男性はそうでもなかったりします。リレーションシップの本を世界で発売し大成功しているアランさんも、バーバラさんの気持ちは分からないそうです(笑)。なので「彼女に何をして欲しいか聞く」んだそうです。世界の大ベストセラー作家にして講演家ですよ!

男性は女性に対して、基本的には「また痩せたんじゃない?」「とても素敵だよ」「愛してるよ」と常に伝えるのが必須条件、それ以上のことやビジネスのことになると「何をして欲しいの?」と聞くのがベスト。(私が言ってるんじゃないですよ!アラン・ピーズ氏が言ったんです)

ちなみに仕事でも家庭でも完全に仕事分担制というピーズ夫妻。お二人が出会う前からアランさんは講演家・作家として成功していましたし、彼の得意分野なので、今でも講演・執筆は主にアランさんが担当するそうです。バーバラさんはマネジメントが得意なので、あらゆる仕事の段取りや契約、不動産・資産管理、家事は主に彼女が担当するそうです。お互いのテリトリーには原則として不可侵なのだと前に笑って教えてくれました。これも相手が何を大切にしていて、何を欲しがっているか知っているから成立しているのだそうです。

あなたにピッタリ!な人は世界に何人いる?

日本では30代、40代の非婚率が高くなっていますが、アランさん曰く「これは日本だけでなく世界中で起きている現象だ」と言います。気になる人、好きな人がいるのに告白できないのは怖れがあるから。「フラれる」「もう友達としていられない」「気まずくなる」などいろんな理由がありますが、全て怖れに起因していますね。

ここでアランさんが会場に質問「あなたの”条件”に合う人は、全世界に何人くらいいるでしょう?」

「世界60億人中ですよ」



私の予想は(日本人と限定しなければ)まぁ、多くて10〜15人くらいいるかなぁ、、、というところでしたが

156.2万人いるんです」

会場中が「ええええ〜〜〜〜!!!??」とザワザワしました。
データ的にはそれくらいになるらしいです、なのでアランさん「ダメなら次を当たればいい、当たって砕けろ」と。

受け取る勇気を持とうと決めた

今回のセミナーに終日参加するにあたり私が設定したゴールは「どうしたら強い女性+可愛い女性が共存できるか知る」でした。よく恐そう、強そう、たくましそうと言われる私ですが、それ女性らしくないってことじゃないの?と悩んでしまいます。でもだからと言って180度方向転換してぶりっ子な私とか演じてたら別の意味でコワいですよね。なので、2019年のテーマを「つよカワ」とし、どうすれば「強くしなやか、かつ可愛いらしい女性らしさ」を持ち合わせた大人の女性ぽくなれるか、というのを知りたいゴールとしました。

そして1日が終わる頃に気づいたのは「受け取りベタ」なんじゃないかな、ということ。

受け取り下手なのは「ありがたい」と思う前に「申し訳ない」と思っちゃうからなんですが、変なプライド(「ここでおごってもらったら女がすたる」とか)がジャマしたり、女を武器に使ってるって言われたくないとか(よく言われたから)、プロフェッショナルじゃないって思われないかな、とかいろいろ考えてしまう。そしてついごちそうしてくれるという方にも「いえ、結構です。割り勘にしましょう」なんて言ってしまうのです。そんな女性、私の他にも結構いるんじゃないかな。

そんな訳で「つよカワ」な私になるまで、快く受け取る、を実践します!

そしてその後、、、

わずか数週間でいろんなプレゼントをいただいてしまいました。
手始めがコレ、なんとピーズ夫妻から1週間日本をあちこち案内してくれたお礼にっていただいたパソコンバッグ。ちょっとメンズっぽいかなと思いましたが、前のがボロボロになっていてちょうど欲しかったんです、新しいパソコンバッグ。感激!宝物にします。

ピーズ夫妻からのプレゼント

レザーの渋いパソコンバッグ

ゴルフシューズ

会社の忘年会で当たったゴルフシューズ

ギフト

お食事+タクシーチケット+おみやげつき