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「世界一受けたい授業」バーバラ・ピーズさんの生授業を開催しました

12月16日放送の「世界一受けたい授業」に出演された、世界2700万部ベストセラー作家のバーバラ・ピーズさん。テレビを見たよっていう方も多いのではないでしょうか?

実は過日、サンマーク出版主催でそのバーバラ・ピーズさんの生授業がひっそりと開催されました。

テーマは『自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング』(サンマーク出版)で紹介された、脳科学のしくみについて。

参加者に『きっと、よくなる』『決めた未来しか実現しない』(サンマーク出版)の本田健さん、『お金を整える』(サンマーク出版)の市居愛さん、『運命のサインを読み解く事典』(サンマーク出版)の香椎美裕紀さんなど、そうそうたるゲストをお迎えしてのシークレットイベントは静かに、しかし前半からかなり熱く開催されました。

前半は『1冊20分、読まずにわかるすごい読書術』(サンマーク出版)の渡邉康弘さんのファシリテーションで、初めて本を手にした参加者の皆さんたちと本を読みました。全部で50分程度という短い時間でしたが「こんな短い時間しか本に触っていないのに、内容がわかっちゃった!」と感激する人多数

というのも、ピーズ夫妻の『自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング』はメッセージがとてもわかりやすくしっかりしている上に、目次がわかりやすいのと、翻訳された際にワーク部分が原著に比べてかなり補足されていて、タイトルの「自動的に夢がかなっていく」ためのステップがとてもわかりやすいのです。この日の生授業では、それぞれの参加者によるシェアの時間も多めに取ったのですが、出版社から編集を担当されていたお二人からも「読者の感想を直接聞けて良かったです」と後からコメントをいただきました。

短い休憩を挟んだ後半では、バーバラ・ピーズさんから直接ブレイン・プログラミングの仕組みについて伺います。通訳兼ファシリテーターは私が努めさせていただきました!

毎月のように数万人を相手にした講演をされるご主人のアラン・ピーズさんと異なり、バーバラさんは「小さめのイベントで、参加者とじっくり語りたい」と事前に伺っていたので、来日に合わせて彼女にお会いされたかった方も多かったとは思いましたが、主催のサンマーク出版様とも相談して今回は一問一問、参加者の方からの質問にお答えいただけるようなスタイルのイベントとしました。

「せっかくの機会なので、ご質問をどうぞ」とお伝えしても、シャイな日本の参加者の方から質問は出てこないかなと、事前にいくつかの質問をこちらでご用意して、はじめの20分くらいは私が参加のみなさんを代表して、バーバラさんに質問、という形をとりました。

だんだん場が温まってきたら、みなさんポンポンと質問されて、最後は少し時間をオーバーしてしまったほど。お疲れなのにバーバラさんも最後までとても丁寧にお話しくださいました。

Q. お二人の本の魅力はどんなところだと思われますか?
A. 私達の本の素晴らしいところは、本が男性と女性両方の視点から書かれているということです。そのためリレーションシップについて書かれた私達の本を極端な男性脳を持った人が読んだ場合も(本を)魅力的に感じます。なぜなら私たちが書いている内容を裏付け、彼らが納得できる研究結果が含まれているからです。多くの研究や分析はアランが行い、女性にとって必要な感情的要素は私が書いています。

Q. (夢に向かって)第一歩を踏み出す時に大切なことはどんなことですか?
A. あなたの本当の情熱がどこにあるのかということを知る事が大切です。何歳から何歳までにどんな事がしたいのかというのを、まずリストにします。そして、今絶対しなければならないものをA、次がB、今はしないけれど将来的にしたいことを Cリストに分類します。多くの人は、ゴールを1つだけ決めます。 ですがゴールは2つも3つも作るのがオススメです。一つ目がうまくいかない時は、もしかしたらそこに情熱がなかったのかもしれません。そんな時は、次の情熱を傾けられる項目を探すのです。

オーストラリアに行ってお二人を観察していて感じた質問も聞いちゃいました!
Q. お二人が素晴らしい関係性を築けている秘訣を教えてください。
A. 私たちはお互いの強みを生かしあっています。私の強みは計画的で自制心があるということで、アランは人を笑わせることが大好きなんです。なので、私達のビジネスにおいては私が経営の全てを任されています。彼はスピーチをして他の人を笑わせ、私はそれ以外の全てを担うのです。そしてとてもうまく行っています。私はビジネスの計画部分を担当していますが、アランは書類整理が大嫌いです。彼はメールさえチェックしません(笑)。

今回バーバラさんが来日されてからイベント開催まで3日間、フリータイム中の東京観光に加え、「世界一受けたい授業」テレビ収録まで通訳兼身の回りのお世話係として同行させていただいたのですが、バーバラさんがどんな時でも「ブレイン・プログラミング」を自ら実践されていたのを間近に見ることができました。そもそも前作から約10年ぶりに著書が日本で発売されたというのに、発売3ヶ月で大人気番組に出演というオファーがあるのですからそこからしてすごいですよね。そんな彼女にお願いして、最後に参加者の方にもっとも大切なメッセージをいただきました。

「ブレイン・プログラミングの仕組みはとてもシンプル。私は◯◯をいつまでにする、と決めること。どうやってするかは気にしない。あなたの情熱がそこにあれば、必ずRASがあなたをそのゴールへ連れて行ってくれるから」

ところで、私と『自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング』との出会いは4ヶ月ほどさかのぼります。サンマーク出版で開催された、渡邉康弘さんによる“出版前読書会“というこれまたかなりシークレットなイベントに参加して、出版前に誰よりも早く本を読むという幸運に恵まれました。その際、ワークを通してABCリスト作成をしたのですが既にRASを使っていくつかの目標を達成しています。

400名近い参加者の前で講演
ファッション誌に掲載(笑、ジョークで入れていたものまで実現しました)
プレジデントオンラインに掲載
世界で一番好きな小説書作家、ダン・ブラウン氏日本で一番好きな小説書作家、浅田次郎氏にお会いする

などなど。

更に今回は、なんとたった1回のイベントで次の2つを達成

バーバラ・ピーズさんを日本にお招きする
世界の著名なベストセラー作家のイベントで通訳兼ファシリテーターをつとめる

2つ目の目標は、10月にフランクフルトで参加した『ダ・ヴィンチ・コード』のダン・ブラウン氏の講演を、ドイツ人評論家の方が、通訳を兼ねてファシリテーションされているのを見て「これやりたい!」とRASにインプットしたもの。わずか1ヶ月半で現実になりました。

RASにインプットしたのはこんなイメージ↓

実現したのはこんなイメージ↓

本当に夢がどんどんかなっていく、ブレイン・プログラミング。2018年で最もオススメする1冊です。